リピしたくなる山と魅力的なサービスの共通点

先日八甲田山に登山に行ってきた。

車で2時間ちょっとくらいの比較的近所にある山だが、初めて登った。

 

実にちょうどいい山だな~と思った。

難易度も厳しすぎず、易しすぎずちょうどいい。

距離もムリなく日帰りで回れるくらいでちょうどいい。

景色も、火山の荒々しい景色から高層湿原のノンビリした風景まで楽しめる。

下山してすぐに温泉があってすぐに入れるのもいい。湯加減もいいし、休憩所の雰囲気もいい。

 

特にいいと思ったのが、山塊のなかに山頂やのぼり口がたくさんあって、一度ではその魅力を堪能できないところだ。

山頂やのぼり口がたくさんあると、日帰りで回るときにコースが色々工夫できるので何度行っても飽きないのだ。

 

リピートしたくなる山は、何度行っても飽きない魅力がある。

八甲田山のように山頂やのぼり口がたくさんあって、コースが色々工夫できる山も多い。

高山植物が豊富で5月と6月と7月では全然違う花が咲いているので、何度も行きたくなる、という山もある。

 

提供するモノやサービスも、山と同じように変化を楽しめるかどうかが、魅力的かどうかのカギになるかと思う。

近所の大きなスーパーの鮮魚コーナーでは、いつ行ってもマグロとサーモンと蒸しタコとウナギのかば焼きが置いてある。

必要な物を買いに行ったついでにのぞいても、さらーっとみて通り過ぎるだけになってしまう。

近所の別の小さなスーパーでは、季節ごとの魚とか、地元で採れた正式名称が分からないような巻貝とか、ちょっと変わったものがよく置いてある。

そういう物にはやっぱり足を止めてしまう。

 

魅力とは楽しめる変化をもっていることなのかもしれない。