子どもに「大枠から説明するやり方」をいずれ学んでほしいと思った話
今日書きたいことは、
・子どもには大枠から説明して聞き手の理解をスムーズにするやり方をいずれ学んでほしいけど、今は聞き手が大枠から聞いてあげることで、スムーズなコミュニケーションを図りたい。
・Google先生やっぱりすごい。
というあたりです。
先日の長女(5歳)との会話です。
「きょうね~、ようちえんでね~、〇〇くんとらきゅうやっているときね~」
「ちょっとまって、『らっきゅう』って何」
「らっきゅうじゃないよ、らきゅうだよ~。らきゅうはね、こういうやつを(手で形を作っている)、こうやる(手で何か動かしている)ものだよ~」
「全然わかんない」
「だ~か~ら~、こういうやつを~(同じ説明を大きな声でもう一度)」
仕事などでも、わかりにくいことを説明する際には、大枠から説明することで聞き手の理解をスムーズにする、というやり方があります。できていない人も結構いると思います。
こちらの記事にもそんなことが書かれていました。
「話のわかりやすい人」と「わかりにくい人」のちがい | Books&Apps (tinect.jp)
5.「全体から入る」か、「詳細から入る」か
例 「将棋」を知らない人に将棋のやり方を伝えるとき
話のわかりやすい人はまず「2人でやるゲーム」「コマを動かして、相手の王様を取れば勝ち」という最も大きなルールを相手に伝えます。次いで、「駒の種類」「最初の駒の並べ方」「駒の動かし方」「駒のとり方」「取った駒の使い方」といった具合に、全体から詳細へと順番に説明を行います。
話のわかりにくい人は、いきなり「駒の動かし方」や「成(なり)のルール」から説明したり、あるいは「反則」についての説明を入れてしまったりと、詳細から、構造を意識しないで話します。 理解に役立つイメージの共有は、やはり全体像から説明されることで可能になります。話は全体から入るようにしましょう。
子どもにもいずれはそういう説明の仕方を学んでほしいと思いますが、大人でもできない人がいるのに5歳にやってもらうのはハードルが高いかな~と思いまして、聞き手が大枠から聞いていくことにしました。
「それは遊ぶものなの?」
「そうだよ」
「(きゅう=球技かも)お外とかでボールを使って遊ぶもの? それとも部屋の中で遊ぶもの?」
「へやのなかでやるんだよ。ボールはつかわない。こういうやつを(手で形を作っている)、ぴちっとやっていろんなかたちをつくるんだよ」
「パズルとかブロックみたいなもの?」
「そう! じでかくとこうだよ」
らQ
(まさかのQ!)
ここでGoogleの力を借りました。
LaQという、ピースを組み合わせていろいろな動物や乗り物などをつくるブロックのようなものでした。
ちなみに、Google先生は「らっきゅう」でも「らきゅう」でも「らQ」でも同じ正解にたどり着きました。
きっと子どもたちの「らっきゅうがほしい」という謎リクエストに困った親たちがGoogle先生に頼った結果、Google先生の中の人が最適化していった結果かとは思うのですが、やっぱりすごいと思いました。