スパイスから作るカレー

スパイスから作るカレーを月に一回くらいのペースで作っている。

昔、どっかのサイトにあったレシピを参考に作り始めて、自分でいろいろアレンジしているうちに元のレシピは跡形もなくなるくらいになっている。

まだ改善の余地はあるので、レシピも変わっていくと思うけど、今のところの作り方をメモしておきます。

 

材料(8皿分くらい)

スパイス:クミンシード大さじ2、コリアンダー大さじ2、ブラックペッパー小さじ1、カルダモン8粒、シナモン1本、ターメリック少々

玉ねぎ 大2個

トリもも肉 1枚

トマト水煮缶 1個

豆乳 300ml

塩 小さじ1.5

バナナ 0.5本

とり皮 100g

 

1クミンシード、コリアンダー、ブラックペッパー、カルダモン、シナモンをミルサーで粉にする。

2とり皮を軽く炒めて、豆乳200mlを加え、ブレンダーでドロドロになるまで良くすりつぶす。

3バナナに豆乳100mlを加えてミルサーにかけておく。

4玉ねぎをみじん切りにして、鍋で炒める。透明になって辛味が完全になくなるまで。飴色にまではしなくてもいい。

5もも肉を一口大に切る。フライパンに油を敷き1のスパイスをちょっとだけ入れて香りを出し、もも肉を焼く。炒めるというより、じっくり片面ごとに焼き色をつける感じで。

64の鍋に5→1→トマト缶→2→3の順番で加えていく。

7塩とターメリックを加えて味を調整し、完成。

 

辛さはブラックペッパーの量で、最終的な味は最後の塩の量で調整します。

 

スパイスの効いたカレーを食べると、蒸し暑い日の独特の息苦しい感じが消えていくような気がします。

いいですよ、カレー。

リンネソウ

昨日は一人で山にリンネソウを見に行ってきた。

 

私は趣味で山歩きをしているのだけれど、その目的の一つが高山植物などの花を愛でに行くこと。

意外な植物を見つけたりできると、その山についてよく知れた気がする。

あまり有名でない山を歩いて、そこに咲いている花を「ヤマレコ」とかにレポートすれば、それはもう個人研究といっても良いのかもしれないけれども、最近は面倒なのであまりそれはやっていない。

(写真とGPSで記録は残すようにしているが)

 

リンネソウは植物の分類学創始者であるカール・フォン・リンネがこの花を好きだったことにちなんで名づけられた植物。

2個のピンクの花が並んでついている高さ5㎝くらいの小さな植物。超かわいい。

 

これが咲いているだいたいの場所はわかっていたのだけれど、これまで天気やら人の都合で見れたことはなかった。

登山口から歩いて2時間余り、やっと一輪だけ咲いているのを見つけた。

でも、時期が少し遅かったらしく、咲いていたのはそれだけ。他にも株はあったが、花は終わってしまっていたので、やや残念だった。

 

先週だったらきっと沢山咲いていたのだろうけど、先週はまだ梅雨明けしておらず、豪雨災害が~というニュースも多かった。

雨の時に山には行きたくないし、そもそもそんな大雨の時に行ったら遭難しかねない。

 

また、仕事の都合というのも結構厄介である。

一人で行くときは、それでも天気だけを見ながら仕事をほっぽれば行けなくはないけど、連れ立っていくときはそれもムリだ。

事前に日程を調整して、天気や時期を見ていい感じの山をチョイスする必要がある。今回のように一つの花だけを目的にふらっと行くわけにはいかないだろう。

結婚してからは妻や子どもたちの機嫌とも相談しなければいけない。

 

山は逃げない、逃げるのはいつも人なのだなーと思った。

まあ、来年チャンスがあれば7月上旬くらいにまた行こうと思う。山は逃げないのだから。

ファクトフルネス

ファクトフルネス」が面白かった。

 

本の中で著者は世界の人の暮らしぶりを4つに分けることを提案していた。

 

その暮らしぶりのレベルは、

 

レベル1:収入は1日1~2ドルくらい。食べるものは自分の畑で取れた作物だけでそれ以外のものは食べたことがない。子どもはたくさん生まれるけど感染症にかかっても薬が買えないので大人になる前に死ぬ子どもも多い。小学校にもあまりいけない。歯ブラシも買えない

 

レベル2:収入1日4ドル以上。作物以外にも鶏を飼って卵を食べられる。子どもはたくさん生まれるけど感染症にかかっても抗生物質が買えるので死ぬ子どもは少なく、人口が急に増える。停電はあるけど電気が通っていて、子どもは宿題ができる。歯ブラシは家族に1本。

 

レベル3:収入1日16ドル以上。食材は店で買う。原付で工場などに通勤できる。死ぬ子どもはほとんどいないので、子どもの数は少なくなる。子どもを高校くらいまで行かせることができる。歯ブラシは一人1本。

 

レベル4:収入1日64ドル以上。移動は自家用車で。子どもは大学に行ける。歯ブラシは電動歯ブラシ

 

これまで「先進国」と「途上国」と二つに分断してきた人の暮らしぶりを4つくらいのレベルに分けなおすことによって、世界が良い方向に向かっていることを理解しやすくなる、のような内容だった。

 

 

この4つくらいのレベル分けという方法が、共通の理解を得る上で必要な場面というのが他にもあるような気がする。

 

例えば「田舎」という言葉。

ポツンと一軒家のようなところも田舎だし、県庁所在地みたいなところも都会の人から見れば田舎といえるだろう。

 

田舎について話をするときにどんな田舎かというレベルを事前に合わせることによって、認識のすれ違いを防げるなら便利だよなーと思う。

もうだれか定義しているかもしれないけど。

白川静先生

白川静先生の漢字の本がめっちゃ面白い。

 

・初めて手にしたのは「常用字解」。子どもが生まれるときに名前を付ける参考にしようとして買った。

常用漢字の元の形である篆書や金文、甲骨文字などが紹介されていて、字がどのように成り立ってきたかを解説してある。

 

・例えば「白」という字はもとは白骨化した頭蓋骨の形で、それが転じて「しろい」という意味になったらしい。

・日常的に使っている漢字に対して新鮮な発見があるので、今ではトイレの小さな書棚に常置して、うんこをしながら「へー」とか「ほー」とか言っている。

 

 

・先日は図書館で白川先生の「サイものがたり」を読んだ。

 

・「サイ」とは「口」の元の字形で、祝詞を入れる器の形が元になっているそうだ。

・「古」や「吉」、「哲」など「口」という形は入っているのに、「くち」とはあまり意味がつながらない漢字が結構あるが、それも祝詞を入れる器と解釈すると意味がつながるらしい。

 

・声で発したときはそのまま消えてしまう祈りの言葉を、文字にして「サイ」に入れることにより、永遠のものにしようとしたのだとか。

 

・ブログとかで思ったことを文字にするのも、形になっていない思いを固定するという意味で、似たような行為なのかもしれない。

正しいリーダーシップ

・正しいリーダーシップが必要とされる場面が多くなっていると感じる。

 

・仕事上、とある組合的な団体と付き合うことが多い。

・小さな組合で職員3~4人、組合員50人くらい、大きな組合で職員20人くらい、組合員500人くらいの規模感。

 

・小さな組合は比較的意思決定が速いと感じる。事務方トップに話をしに行ってもその場で了解が得られることも多い。

・大きな組合はそうでない場合が多い。(必ずしもそうではないし、批判する意図ではないです。)

 

・大きな組合の事務方トップにある依頼をしたけど断られたときはこんな感じ。(カッコ内は私の心の声)

「その件については理事会に諮る必要がある。」(理事会に諮るほどのものでもないんだけどな・・・)

「だけど、理事会にかければ様々な意見が出て収拾がつかなくなる。当然、反対意見もでる。」(それはそうかもしれないけど・・・)

「だから私としては許可できない。」(・・・)

 

・下記の本の著者はこのようなことを言っていた。

採用基準 伊賀 泰代

「船頭多くして船山に登る」ということわざにおける船頭を、リーダーだと解釈するのは明らかに間違っています。ここでの船頭とは、ただ単に「自分の主張を押し通そうとする強引な人」であり、たしかにそんな人が多ければチームの成果は出ないでしょう。

 

船の目的は海に漕ぎ出し、魚をとること、もしくは目的地までたどり着くことです。(中略)全員にリーダーシップがあれば、船は山に登らず、海に向かうはずなのです。

 

・前出の組合の事務方トップも理事たちの間違ったリーダーシップに困らされていたのかもしれない。

・そのような間違ったリーダーシップの中で自分を守るためには、事務方としてそのような判断をしてしまうのだと思う。

・でも、スピード感が求められる時代にあって、間違ったリーダーシップゆえに物事が決められない組織は、経営的に行き詰まりがあったりして、実際その組織も多くの赤字を抱えている。

 

・正しいリーダーシップの欠如は私にとっても同じことかもしれない。

・前出の会話において、私がとりうる正しいリーダーシップはあったのだろうか。あったとすればどのようなことだろうか。

うめ

・梅をたくさんいただいたので、梅シロップを作った。

・梅シロップ材料:梅500g、赤しそ一束、氷砂糖500g

1梅を良く洗ってヘタをとり、キッチンペーパーで水気をよくふき取る。

2赤しそも良く洗って、キッチンペーパーで水気を良くふき取る。

3良く洗って乾かしたビンの中に梅、氷砂糖、しその順番で入れていく。

43週間くらい待つ

 

・梅が余ったので梅ゼリーも作ってみた。

・梅ゼリー材料:梅5個、砂糖50g、粉寒天2g

1梅を良く洗ってひたひたくらいの水を入れ、5分くらいゆでる。

2ゆで汁をすて、200mlの水と砂糖を入れ、10分くらい煮る。

3梅をシロップごと裏ごしして、シロップと裏ごしした果肉をよく混ぜる。

4水を200mlくらいいれ(薄味が良ければ水多めで)、寒天を加え2分くらい煮溶かす。

5型に入れて冷やして固める。

 

下記の記事に「食欲を使って、食材の声を聞け」とあった。

https://blog.tinect.jp/?p=71292

 

「例えば冷蔵庫に大根が入っていたら、ジッと見つめて「どう食べたら旨そうか」をお腹に聞いてみよう。

食欲は素直だ。食材を目の前にすれば必ず声をあげてくれる。それを汲み取るのが自炊の醍醐味で、台所というのは己の欲と真摯に語り合える数少ない聖域だ。」

 

・大量の梅をじっと見てどうしてやろうかと考えた結果がこれ。

 

歩いて考えたこと

・私は職場から歩いて7~8分のところに住んでいるので、職住近接的に言えばとても恵まれた環境にいる。


・でもいつもは行きかえり30分くらい歩いて通勤している。


・30分かけて歩いている理由は、二つ。


・一つは、準備体操としてちょうどいい距離だということ。座り仕事が多いので、30分くらい歩くことで仕事に入ったときちょっと頭の働きが良くなる気がするから。


・もうひとつは、考え事をするのにちょうど良いということ。仕事のこととか、それ以外のいろんなアイデアを考えるのにちょうど良いくらいの距離と時間だと思っている。


・その考えたことを公開していきたい。そう考えた理由も、二つ。


・一つは、歩いているときボンヤリ考えたことなんか記録しておかないと忘れてしまうけど、記録しておけば自分の大きな財産になるかもしれないと思ったから。


・もう一つが、日々、いろんな人が考えてWeb上に公開してくれている情報に助けられたり、考えさせられたりしているので、自分の考えたことでも、公開しておくことで誰かに引っかかったり、刺さったりしたらうれしいなと思ったから。


・きちんとした文章はなんとなく面倒なので、慣れるまでは箇条書きにすれば続けられるかも、と思うので、箇条書きにしました。よろしくおねがいします。